Seoul, 25 Aug, 2023

またソウル？自分でも突っ込んじゃうくらい今年は韓国っすな。まさかの2023年5回目 (ソウル3回、釜山2回)
しかし、今回は３人旅です。長年の腐れ縁の女性二人（MさんとCさん）を連れての凸凹旅ですけれども、この３人では、これまで台湾、香港、タイ、ベトナムその他国内多数の旅行実績がございます。３人とも独身ですけれども、言ってしまえば、二人の女性は私の亡くなった嫁さんの親友２名でして、その二人とも縁なく未婚でして旅行だけが続いている、という具合です(笑。。。しかし、今回は彼女たちはソウルでやることがあるらしく、実は旅行中ほとんど飯以外は別行動という謎の旅行になりそうです。残念ながら前回大変世話になった、アンちゃんとMさんは二人とも多忙で会うことができないので、一人で何をしようか？とソウルについてからも悩む不思議な旅でしたね。

始発で成田に向かう

ソウルで昼飯を食うためにはとにかく早い飛行機に乗ろう！ってことでZip Air 8:55成田発を押さえました。はえー！LCCとはいえ、最近の成田空港は相当システマティックであり手続きは簡単ですので、2時間以上前に到着する必要はありません。ただ、Zipは必ず1時間前までにチェックインしろ、とアナウンスしています。LCCだからかもしれませんが、Webチェックインが無いのです。どうやっても成田には遅くとも1時間前に到着してチェックインをする必要があります。僕は手ぶらですが、女性２名はチェックインバゲッジもあるので、相談して一番早く成田に来よう！と。しかし、どう考えても僕の家が一番成田から遠くて始発のNEX(成田エクスプレス)を使っても7:19成田到着が限度なので、その時間に集合にしました。それでも自宅を5時発です。

いま、成田のLCCはターミナル3ではなく、ターミナル1を使っているので、それもありがたいです。ターミナル3は無駄に遠いので。今年、JIN AIRとKorean Airなどで成田のターミナル1を利用していますが、いつも空いているし、イミグレもセキュリティも秀逸です。だから7:19着なら問題ないとは思っています。成田で1時間以上時間が余ると思いますが、旅行において空港で時間が余るのはよくあることだし、それも楽しめるからね。
自分に気合を入れるために、NEXの指定席を事前にネットで押さえました。そしたら500円ぐらい割引でした。やるなあ、えきねっと！渋谷を6:01です。。

早朝5時過ぎに田園都市線の江田駅につき、5:10の始発電車に乗りました。驚いたことにほぼ座席は埋まっていました。平日金曜日の始発電車を利用する人って結構いるんですね。5:45位に渋谷到着、JRの駅に移動して6:01の成田エクスプレスに乗り、時間通り、7:19に成田空港第一ターミナルに到着。同行のMさんもCさんもすでに到着済みで7:25ごろ成田空港第一ターミナル北ウィングで合流しました。

ZIP Airでは、まず自動チェックイン機でチェックインしてからチェックインバゲッジをdropする、という流れです。自動チェックイン機といっても、パスポートをスキャンするだけで後はクリックだけで終了です。そして、Zip Airはチェックインバゲッジは重さに応じて追加料金なんですが、僕は３人並んで座れるように座席指定オプションをしていたおかげで手荷物の重さが12kgまで許容できたため、荷物を預ける予定だった二人はそれを預けず機内持ち込みできることが分かりました。このあたりの推奨をしてくれるZip Airのスタッフはとっても親切でしたね。カワイイ女の子だったし、とってもよいですな！

LCC Zip Air

機内への搭乗も時間通りだし、客層もよいのでスムーズに搭乗が終了し、時間通りに成田空港を出発しました。
Zip AirはLCCだということでしたが、期待は、ボーイングの787でした。いわゆるDream Liner。よくインド便で使われている機体ですが、少し小さいながらとても快適な飛行機です。
そして、驚くことに、韓国までの移動中に無料wifiが使えました。ただ、回線は細いと思います。安定して早い接続では無かったですが、ちょっとしたメールチェック系は充分使えます。素晴らしい。
あっという間にソウル仁川空港に到着です！

広蔵市場

https://www.konest.com/contents/shop_mise_detail.html?id=1367

旅行初日午前中にソウル入りしましたが、仁川から移動してきて電車とタクシーを使ってホテルに到着は13:30ごろ。もう腹減り小僧でして。明洞でメシを済ましたかったのですが、ま、その後の予定のことを考慮して、広蔵市場にバスでいくことにしました。ここは前回も一人で来ているし、地理も仕組みもわかってますし。

金曜日14時頃の広蔵市場は観光客でにぎわっていました。前回来たのは午前中でしたが、やっぱり昼過ぎのほうが人出が多いのですな。雑多なものを頼んで三人でシェアしましょう！ってことで。まあ、どのお店もあんまり変わらないと思われたので、適当に。
一軒目では、キンパ、トッポギ、おでんをオーダーしました。
こうゆうお店でキンパを食べたのは初めてでしたが、美味いモノですな。インド時代に韓国料理屋さんからデリバリで届いたキンパより全然美味い！
そして、トッポギはデカい！味はまあ予想通り。おでんはベースの出汁というか味は日本と同じで食べやすいですね。具はお揚げさんだけでもっといろんな具を食べたくなります。

二軒目は、立ち食いするために、緑豆を臼で作った粉ものの揚げた緑豆チジミです。前回もこれを食いましたが、美味しいんだよね。３人でシェアして食べるのもちょうどよいボリュームです。

まだ食い足りず、三軒目もまた適当なお店に座りました。ここでチャプチェ、マンドゥ、そしてカルグクスをいただきました。チャプチェは熱々で子おばしかったですな。カルグクスはおでんと同じ出汁なのかな？それにしてもいい味でした。

それぞれでビールやらチャミソルやらをいただきました♪いい感じです。

Cafe COINでコーヒーと冷たいデザート

普段一人ではお茶休憩など一切しないワタクシですが、女性陣２名が一緒でしたので、休憩するか？と。彼女たちに聞くと、ソウルも美味しいかき氷とか有名らしく、ただ、台湾みたいにかき氷屋さんではなく、カフェで食べれるとのことで。
ホテルのある明洞に戻ってきて、お勧めのCofe COINに行ってみました。明洞は栄えた街ですが、コロナの影響か路地では工事していたりテナントが入っていないところも見受けられ、ここCofe COINも少々寂しい場所にありました。

二階にあったそのお店は大変落ち着いたところで、それぞれコーヒーと、ワッフル、そして２種類の氷を頼みましたよ。そのボリューム感にかなりビビりましたが、味はとってもよかったですな。

盤浦漢江公園　月光レインボー噴水

https://xn--konest-vk3n.com/contents/spot_mise_detail.html?id=3525

Mによると、毎晩ある場所で噴水とそのライトアップがとてもきれいで有名で、この機会に行きたい！と。昼飯とおやつが遅かった僕らは晩飯も遅くてもよい感じの初日の20時ぐらいから見ることにしました。

ソウル地下鉄の「高速バスターミナル」駅から徒歩で15分にある公園でその噴水ショーは見ることができます。20分ごとに噴水とライトアップは見ることができるそうです。20時過ぎに到着しましたが、かなりたくさんの人たちが噴水を見ながら食事したり、酒？飲んだりして楽しんでいましたね。僕らもここで30分ぐらいはのんびりして噴水をみていました。

今回こんな時間に外を出歩いてて思いましたが、朝晩の気候は日本よりもかなり過ごしやすいですね。日本の夏は朝も夜も蒸し蒸しして暑いけど、ソウルは同じ時期でも夜とかは涼しいぐらいでしたね。なので、噴水も気分よく見ることができました。
しかし、ここは電車だけでではとてもアクセスの悪い場所でしたね。駅から徒歩15分。一日歩き続けた観光客には戻りの徒歩15分はきついです。運よくバスが来ればよいけれど、、、、帰りはタクシーを捕まえて次の聖水まで一気に移動しました。韓国ではタクシーも安いので3人もいたら利用したほうがお得ですよね。

ソムンナン　聖水カムジャタン

https://www.konest.com/contents/gourmet_mise_detail.html?id=12018

7月にソウルに行った時にアンちゃんたちに連れてってもらった、聖水という街。そこはソウルの中では特におしゃれエリアと言われる若者に人気の街でした。聞いたところ、ソウルの中心地の土地代が高騰して元々倉庫街だった聖水に注目が集まっているようで、古い倉庫をそのままカフェにしたりしているとか、とてもおしゃれな街なんです。で、聖水に関しての情報を集めていたら、行列のできるカムジャタン屋さんがあるとか。しかも24時間営業ということで、盤浦漢江公園からタクシーでビューンと向かいました！

聖水に到着したのは、21:30ごろ。
それでもソムンナンはまだ外に行列ができていました。とはいえ、３組くらいかな。店の前にベンチがあって、そこに座っていたら、ほどなく呼ばれて、別棟のほうのお店に入れました。

奥のほうのテーブルに案内され、座っていたら、天童よしみ似の店員のおばちゃんが、「ミディアムサイズねー、オッケイー？」と有無を言わさず、オーダー確定（笑
なので、僕が「メッチュ！」とビールをオーダーしました。

すぐにカムジャタンのミディアムサイズがサーブされてきました。
沢山お肉がついた豚の背肉がゴロゴロはいって、ジャガイモ、エノキ、大根の葉っぱ、エゴマの入った旨そうな鍋が！もう火が通っていたので、すぐにグツグツいってきました。

美味い！！！
明洞でウォンダムカムジャタンしか食ったことなかったのですが、明らかにこっちのほうが美味いです。三人でむしゃむしゃ食い倒してしまいました。その後、チャミソルに移行して飲んで食って♪
〆は焼きめしです。天童よしみが焼いてくれました。韓国ドラマでよく見たあのスタイルでした。海苔がたくさん入って香ばしい。これだよ、これ！
お会計は、45,000ウォン。安い、安すぎる。。。

ISSAC 焼きトースト

https://www.konest.com/contents/gourmet_mise_deta

二日目の朝飯はCのお勧めのトーストに行こう！と。これまで韓国ってトーストとかも流行りがあって、かつては、ボボントーストとかもあったのを覚えています。一度食ったことがありますが、ま、それなりというか。。明洞だけでなく、何軒かチェーンの店舗があるようです。宿泊しているMoxy明洞からは明洞駅そばのISSACは徒歩30秒の距離！ちか！

朝7時からオープンとのことで、8時に行ってみたら、10組ぐらい行列ができていました。日本人が多いようで、しかもなかなか進みません。小さい店舗でおばちゃんがひとりで注文うけて作って、お金をもらって、、なかなかこれは大変です。

結局購入するまで40分ぐらいかかりました。
ベーコンが基本みたいですが、ハムだったり、ブルコギとかも。ひとつ3,000～4,000ぐらいなので、とても良心的な価格です。

少し小さめのパンではありますが、卵焼き、メインの具（ハムやベーコン）、キャベツ、特製ソースを挟んで。それぞれバターで焼いているので香りもよくて美味しいですな。熱々なのもいい感じです！ま、ホットサンドをそもそもあんまり食わないので、よくわからないってのもあるんですが。

三百家(カロスキル）コンナムルクッパ

https://www.konest.com/contents/gourmet_mise_detail.html?id=22065

二日目のお昼は江南に移動しました。前回7月にMさんといっしょに行った三百家のコンナムルクッパを今回MとCに食わせてあげたくなりました。特に決めてはいなかったのですが、昼過ぎに入店♪(最寄りの駅は新沙駅ですが、坂を少々登る必要あります）

オーダーしたのは、コンナムルクッパの社長クッパ。10,000ウォンです！
前回よりコンナムル（豆もやし）が少ない気がしましたが、やっぱりここのコンナムルクッパは美味しいです。とにかく熱々で生卵がのっているのもよい。サイズも大きいし、おなかいっぱいになります！

肉統領

https://www.konest.com/contents/gourmet_mise_detail.html?id=6332

晩飯は、典型的な豚肉を食おう！ってことで、もう何度も通っている肉統領へ。なんと宿泊ホテルの目の前です(笑

土曜日の夜20:00ちょい前に入店しましたが、７割ほど座席は埋まっていましたね。我々は２階のテーブルに案内されまして、最高級のオギョプサル（豚バラ肉の５枚肉）を２人前と、ホルモン盛り合わせ二人前をオーダーしました。

いやー、このオギョプサルの画像は破壊力があります！すばらしい！
案外豚肉は硬くて存在感がありました。柔らかくて食べやすいわけではありません。
ホルモンは好き嫌いが分かれますね。僕は好きです！

たまごやきとつぶ貝のお店で二次会

ここに二次会に来るのはもう定番になっているかも。かつてアンちゃんに連れてきてもらってから、軒下みたいな場所で焼酎飲んで、つぶ貝の和え物と卵焼きを頂く。。。これが定番です。
しかし、MもCもほとんど酒を飲まないので、俺一人でやっている感じです(笑

場所は明洞の繁華街の奥のほうで、Sky Cityホテルやイェジ粉食の近くです。

実は、この後、タクシーに乗ってもう一軒いきましたが、一切写真も無いし、記憶も曖昧なので、今回の旅行記からは割愛いたします！

イェジ粉食

https://www.konest.com/contents/gourmet_mise_detail.html?id=8395

ここも長年通っちゃっているお店です。最終日の朝飯はここで。朝8:00に行ってみたら、まさかの満席。しかし、5分ほど待って入れてもらいました。やっぱり食うのは、スンドゥブチゲ。そして、韓国たまご蒸し（茶碗蒸し）。。これも美味い。
結局朝からビールを二本飲んでしまった。二日酔いでボロボロでしたが、やっぱり美味い。

ソウル駅で事前チェックインと出国手続き

7月にソウルに来た時にソウル駅での事前チェックインを試しにやってみて、失敗してチェックインできず、さらには電車に乗り遅れる、という失態を犯しましたので、今回は全部理解したうえでやってみました。女性二人はチェックインバゲッジがあったので、とっとと預けて身軽に行こう、と。

ソウル駅での事前チェックインは、「出発の３時間以上前のみ受け付ける」です。
したがって、14:45発の便でしたら、11:45までに実施しなければいけません。

僕らは10時すぎにソウル駅に到着し地下の事前チェックインの場所にいきました。
まず、電車のチケットを購入します。我々は、12:50発の電車の座席を押さえました。そのチケットをスキャンして中に入り、航空会社のチェックインカウンタに並びます。前回同様にJIN AIRは一つしか空いてなくて、なかなか遅いです。我々の前に4組ぐらい並んでいて15分ぐらいは待たされました。

そこで、購入した電車のチケット、パスポートを提出してチェックイン手続きをします。荷物も預けます。
その時、荷物をスキャンするらしく、10分間はその場で待機しろと言われます。これが無駄な時間です。

そして、そこで出国審査ができます。これがなかなかキーですね。少し並びますが、手続きは簡単で、パスポートを見せて何か手続きして、搭乗券にスタンプを押されます。これだけです。

その後、外に出て飯食うなり時間をつぶして、12:50に戻ってきて電車に乗って仁川空港に行けばよい、ということになります。

実際に、仁川空港では、かなり時間節約できました。ただし、その優先ゲートがとても分かりにくいです。
通常のゲートではなく、向かって右のほうにある小さい入口に「Airline Crew & City Air terminal customers」という表示があり、そこに入っていきます。すると、パスポートをスキャンされ、ほぼ待つことなく専用のセキュリティに行けて、その後簡単なパスポートコントロールで終了です。7月の時は通常の出国審査も超簡単でしたが、この日はイミグレーションが少し並んでいたので、これに関しては価値あるな、と思いましたね。ただし、普段からチェックインバゲッジもない僕にはあまり意味のない事前チェックインであり、前もって一度ソウル駅まで行かされることをどう考えるかです。３時間前ではなく、12時間前とかに手続きできるのであれば、かなり意味はあるのかもしれません。

LCC JIN AIR

今回は往路をZIP、復路をJINと変則的なフライト選択でした。できるだけ早くいって、遅く帰ってくる、という組み合わせですね。JINは前回も使いましたが、快適でした。ZIPと違って機体は小さく古く3×3のシートレイアウト。搭乗がほぼ最後でしたが、女性陣は手ぶらですし、僕もバックパックひとつですから荷物スペースも問題ありませんでした。定刻出発し、定刻に成田に到着。17:15位だったかな。

やっと再開した成田空港からたまプラーザ行きのバスですが、1日に6本しか走っておらず、18:15発が最終です。それに乗るには成田で30分ぐらい時間が余ります。。。無駄だ。。。ってことで、着陸してから機内にいるうちに、えきねっとで17:46発の成田エクスプレスを予約しました。それであれば、19:10ごろ横浜駅につきます。そこから横浜線か市営地下鉄で帰る選択にしました。結局20:20ごろには帰宅できたので、まあ遠いですが、疲れず帰宅できました。

フォト…