Diwali休暇。それはインド住民にとって堂々とお休みをとれる時期です。僕はインドにいた9年のうち、Diwaliでインドに居たのは2回だけだと思います。それも理由はコロナ禍ですから。それくらい休暇のたびに海外に出ていた僕です。インド人の相方と旅行をするのに、どうしてもインド人はビザを求められてしまうので、欧州で唯一ビザの不要なセルビアを旅行先に選択しました。ベオグラード。全然知らない。NATOがかつて空爆をしたのは聞いたことがあります。かつては内戦とかで危険な地域だったのだと思います。いまは、とても美しい街でした。

デリー空港でのトラブル

上述の通り、インド人でもビザ不要のセルビアへのフライトはロシアのAeroFlot。モスクワ乗り換えでベオグラードに向かいます。

デリー空港では問題なくチェックインし、出国検査に向かいました。Diwali休暇ということで相当空港は混雑しておりましたが、外国人カウンターは見た目ほどは待たされず、ほどなく中に入れました。インド人の相方を待ちます。。。出てこない。。。待ちます。。。出てこない。
電話をかけてみたら、イミグレで足止めされているとのこと。オフィサーはビザが必要だとか、保険が必要だ、とかごちゃごちゃいっている、と。

はあ?ビザも何も必要ないし、そもそもそれはセルビアの入国審査でいわれる話やろ!!

しかし、結局デリーのイミグレーションは認めてくれませんでした。彼女は出国できず、チェックインバゲッジを取り出して帰宅するしかありませんでした。
糞すぎます、インドのイミグレーション。そのあと何度調べてもセルビアはビザは不要なんです。

つまり、二人旅行が急遽一人旅になりました。まあ、ツアーとかを予約していたわけではないので問題はなかったですし、細かい旅程も決めていなかったので被害はないのですが、とにかくそーゆーことでした。

AeroFlotフライト モスクワでトランジットして

デリーからのフライトは隣の席が空席になりましたので、とても快適でした(笑

モスクワ空港も堪能したかったのですが、なんだか空港が大きすぎてベオグラード行きの便のターミナルまで移動するの必死でした。途中バーガーキングを見つけたので、試したかったのですが、あきらめました。

モスクワからベオグラードまでのフライトでは隣の席はすでにキャンセルされていて、がたいのよいロシア人が座ってこられました。まあ、しゃーないね。

ベオグラード空港では、いわゆる白タクの連中がものすごく群がってきましたよ。正規のタクシーカウンターの前で堂々の嘘をついてくるから大したものです。僕も交渉しましたが、堂々としすぎていて、笑ってしまいました。

ベオグラード 街並み

いやあ、本当に美しい街です。特に夜などライティングもあったりしてうっとりしちゃいますね。一人旅になり、あてもなく、ベオグラード市内をかなり歩き回りました。建物や公園、街並み、どれも絵になります。

有名なのはNATO空爆あとです。その傷跡を後世に残すためにあえて爆撃受けたままで維持されています。

ベオグラード飯

1人でしたので、とにかく選択肢はありました。ガイドブックに載っているようなレストランにあえて一人でもいきましたし、キオスクやパン屋さんで買い食いもしましたし、とてもバリエーションありました。

いわゆるセルビア料理はハンバーグのような加工肉のステーキが有名なようで、割とジャンク好きな僕にもとてもハマりましたよ。

ノヴィサド日帰りバス旅行

ベオグラードは小さな町で、ここでけでふらふらしていると飽きてしまいます。そこでネットで調べて近郊都市に日帰りでバス旅行してみました。

ノヴィサドという田舎町がほどよい距離にあるのを見つけました。移動はバス?面白そうです。下調べもせずに、ベオグラードのバスターミナルに行き、カウンターで相談して、ノヴィサドまでのバスチケットを購入して利用してみました。2時間ぐらいだったかな?のんびりとして旅でしたね。

ノヴィサドの大きな駅に到着し、また街を歩き倒してみました。巨大な教会があり、その周りが繁華街のようです。また川に面したところで川沿いもなかなか絵になります。オープンカフェでビールを飲んで、パスタを食う。。。幸せですな。

モスクワ経由でデリーに戻る

当然帰路も同じようにモスクワ経由のAeroFlotでインドに戻りました。乗り継ぎが悪かったわけではないはずですが、なぜかモスクワでは全く余裕がなく、大行列に並び、間に合うのか?と焦ったのを覚えています。

やっと国際線のターミナルに入り、バーで一人ビールを飲みましたですよ。楽しい旅は短いです。