2023/6/3にチームハマロックフェスを復活し、新バンドぜんたけぺーにょの初陣ライブにする、を実現いたしました。いやあ、ライブっていいよね。最高です。ライブ前日の思いは【こちら

1. Radio Magic/Wall (EARTHSHAKER)
2. Like a Hard Rain (相川七瀬)
3. Break out (相川七瀬)
4. 夢見る少女じゃいられない(相川七瀬)
5. JAM (イエローモンキー)
6. ラバソー (柴咲コウ)
7. 限界突破サバイバー(氷川きよし)

時間枠35分のところ結果的に40分やってしまいました。主催者特権で確信犯でした。もうしわけない(笑

こんな最高のメンバーと最高のセットリストを組めて、気持ちよくライブやらせてもらいました。感謝感激です。

GUITLYというハコは安くない(最後のほうに具体的な条件もご紹介しています)ですが、本当に演奏しやすいいいライブハウスです。ハードロックをやる爆音系へのCapabilityも高い。うちはギターtakeちゃんはバランス感覚高いながらもMarshallを鳴らしますし、俺は爆音魔王、ドラムのうにょさんも負けじと派手に叩きます。それでもPetsuのボーカルがパワフルに抜けてバランスよく聞こえる外音を作れるのが素晴らしいです。手前みそながら、ぜんたけぺーにょの演奏も素晴らしいのですが、箱もすばらしい。

総じて、いい演奏ができました。自分で褒めます。間違いがなかったとはいわないですが、少なかったし、ノリも出せた。今日出てたどのバンドよりもいい演奏だった(と、信じています)し、選曲もよかったし、それを伝えられた自信があります。

オープニングでRadio Magicのイントロが始まったときに前列に居る俺らの仲間が、「おぉ!そこいく?」と感じてくれたのはこっちにも伝わってきました。そして、なぜかRadio Magicは中途半端な位置で終わり、アースシェイカーのファーストアルバム2曲目のWALLに流れ込み、こちらはフルバージョンで演奏。ハードロック好きに偏ったアレンジにしていました。これで昔の仲間は腰砕けたはずです(笑
しかし、このあたりでサングラスを落としてしまいました。その後探しますが、結局ライブ終わりまで見つからず。あのサングラスは度付きでして、あれがないとなにも見えないのですわ。ま、これもアリですな。

そこからハードロックに流れ込んでいく!と見せかけて、相川七瀬を3曲もやる、という、まるで違うバンド?って感じに。しかし、相川七瀬もかっこいいロックなんですよね。ノリよくできたと思う。最初のLike a Hard RainはコードEのストレートロックなんだけど、イントロ前にギターのtakeちゃんがアームで遊んで、「あれ?これってLoudnessじゃね?」と思ってほしかったのですが、多分そこまでいけてませんな(笑 ちょっとtakeちゃんが遠慮しちゃったと思います。次のBreak OUTはタテノリのロックですが、少々くどいので途中のドラムだけになるところで無理やり終了のアレンジに。見てた人は「あれ?間違えた?」と思ったかもしれませんが、これも全部狙い通りです。そこから有名な、夢見る少女じゃいられないに切り込みます。この曲を知っている人は多いので、盛り上がりましたね。

次は、イエモンのJAM。聞かせ、にいく選曲ですが、伝わったかな?Petsuの歌声が。
有名な曲だと思うけど、彼女のボーカルの良さが際立つ曲の一つだと思う。気持ちよかったな。やはりこの手の曲ですとボーカリストの魅力が際立ってないと無理ですね。Petsuの歌は際立っていたと思う。あの歌詞も伝わったかな?シンプルなコード進行ながら半音ずつのアレンジが微妙にバンドマンの意識を刺激する、いい曲です。

そして、俺が一番お勧めの、柴咲コウのラバソー。悔しいほどによくできた曲で、めちゃくちゃカッコいい。あれを聞いた人が、原曲を聞いてくれたりしてくれたらうれしい。ほんとカッコいい。俺らも(笑
まず、バッキングもハードでノリよくいけましたなー!そしてそこに乗るキャッチーでセクシーなボーカル。できてたよね!最高だわー

最後の限界突破サバイバーは知っている人が一定数いたのかな?でも、完全なハードロックだよね?キーボードナシでここまでできる俺たちをほめてほしい。
氷川きよしのかっこいいメロディラインをPetsuが歌いきっていました。僕はこの曲が一番Petsuの良さが出ると感じています。

Petsu (Vocal)
彼女本人がfacebookで書いてましたが、彼女はライブの2週間ほど前にコロナに感染してしまい、体調を崩し、思うように歌えない自分に相当悩んでいました。俺はその時彼女ができるベストでやってくれれば何問題ないと思っていましたが、ちゃんと歌いたいという気持ちの強い彼女は相当苦しんでいました。鈍感な俺はなかなか理解できなくて彼女を困らせてしまったかもしれません。
しかし、どうでしょう?ライブのパフォーマンスは最高でしたよね。彼女本人の自己評価は知りませんが、俺は最高だと思ったよ。どのバンドよりもカッコいい歌だったし、最高のボーカリストでした。この歌を後ろで聞くためにこのバンドを組みました。ありがとう。またやろうぜ
take (Guitar)
若いころから彼のステージを見てきて、なんて安定感のあるギターなんだろうと思っていました。本当はメタルギタリストなのにそっちに行かないし、いつも余裕があるんだよね。俺は彼とバンドを組めることに心躍らせました。そして、やっぱりやってよかった。スタジオでは結構安定しないプレイをするくせにライブではめちゃめちゃ安定している。ずるいな(笑
彼に負けないようにと思って少し俺のステージングは消極的だったかも。でも、音源聞いて俺とtakeちゃんのバランスも良かったと思う。最高にカッコいいギタリストです。
TUNEのギタリスト二人(とばりゃとhide)がtakeちゃんの目の前で観戦していたのが印象的です(ベースの俺のほうには来ないのか!笑)
うにょ (Drums)
一緒にスタジオに入るまで、うにょさんがドラムをたたくことをイメージできませんでしたが、なんとも前ノリのタイトなドラムをたたくし、ツインペダルさえ踏むこのマルチプレイヤーぶりに驚きました。しかもドラムで参加している楽曲のコードも把握している恐ろしい男です。リズム隊を組むのに苦労は不要でした。そして、ハモリもできるコーラスさえやってくれるんです。俺とtakeちゃんはほとんど歌わないのに!
今度ギターで参加してもらうことも考えましたが、やっぱり彼にはドラムに徹してももらいます!
この日は、ぜんたけぺーにょの前の天然党でギターで参加したので、ダイシャリンの活躍の一日でした。
ぜんこ (Bass)
ぜんこがぜんこらしくいるためには、カッコいい曲を楽しく激しく弾く場所が必要なんです。ZENZARZもそうですが、このバンドも俺が愛するバンドなんです。こんな素晴らしいメンバーと素晴らしい選曲できました。手前味噌ですが、相当練習してますから、プレイも自信ありましたし、お客様が気づく目立った間違いもほぼ無かったと思います。
そして、ベースは、エフェクトEBS Multi COMPのみで基本的にはWarwickの本体の音だけで勝負のぶっとい爆音ベースでした。
キョウイチのバンドだったよね。自信あります。ありがとう

そもそも飲みながら、このメンツで音出そうか?って始めたバンドでしたけれども、その時話したのは、アースシェイカーのコピーバンド、ってことでした。初めてのスタジオでは、アースシェイカー、WALL、Radio Magic、MOREをやりました。俺たちの世代でHR好きなら全員知ってる曲ですわな。しかし、40年も前の楽曲はやっぱりその古さを隠せない。懐かしいけど。他の曲を試していくうちに、外さないけど、減らそうか?と言って議論して、残った曲をライブの最初にやろう、って感じでした。なぜかWALLをフルコーラス。この長い曲はベタな曲ながらソソル曲でして、アレンジして少し短くしようと思いましたが、構成を忘れて本番で間違える可能性が高いよね、ってことで最後の練習で、安全サイドで原曲そのままやっちゃおう、って話になりました。

ZENZARZで相川七瀬の「夢見る少女じゃいられない」をやったのはもともとPetsuのアイデア(Petsuと飲んでるときにその案いただき!ってノリでした)でしたので、相川七瀬を好きなPetsuに相川七瀬の曲を出してもらうことにしました。最初はPetsu案でLike A Hard Rainを課題曲に。そして、夢見る少女じゃいられない(ZENZARZでコピー済みでしたので僕がすぐ演奏できるっているメリットを活用しちゃいました笑)を私の独断で。一曲違う曲を試しそうになったけど、最終的にはBreak OUTを。これらの曲って全部織田哲郎の曲なんですね。彼の曲はリフ押しで、途中ベースが抜けて歌が残る,的な構成がほぼ同じで聞きなじみが良い。コピーは比較的簡単でストレートロックとしてはとてもよいですわな。

アースシェイカーコピーバンド!と見せかけて、実は相川七瀬コピーバンド!って流れでいくか!というギミックでいったん合意しました。

それから、俺が「いやあ、バラード的なやつを一曲ぶちこもうよ」と言って、うにょさんが提案してくれたのが、イエローモンキーのJAM。実は、JuJuの「この夜を止めてよ」も候補でしたが、PetsuのJAMのほうがエモい(実はJuJuのベースは難しすぎる、ってのは内緒です笑)。このJAMってイエモン以外のアーティストもたくさんカバーしている名曲なんですね、ShowYaとかもYouTubeだしています。コピーに関して音を取るのは比較的簡単でしたが、細かい合わせが面倒で、構成が覚えにくい曲でした。しかし、やってて気持ちが良い。そのままではさすがにPetsuのキーには合わないので、まさかの5度上げてのアンサンブルなんですよ。

柴咲コウのラバソーは、ライブ一か月前、スタジオはあと2回、って時に、Petsuが「いつかこの曲をこのメンバーでやってみたい」と言って教えてくれた曲でした。なにこれ?めちゃくちゃカッコいいんだけど。我々は夢中になってこの曲をコピーしました。ヘビロテで聞き倒しました。初めてこのバンドで合わせた時の出来で「これは確実に行ける」と確信しました。各パートかなり凝ったプレイなんですが、細かいことよりも、分厚さとカッコよさを表現できていれば完成ですね。最後のパートの転調部分はオリジナルとは異なって半音上げせずにエンディングしていくアレンジにしています。

氷川きよしの曲は、かなり前期に俺以外のメンバーが提案してきてくれました。紅白歌合戦で氷川きよしが歌った曲で、ドラゴンボールの主題歌でロック?もう意味不明でした。それでYou Tubeみたらめちゃくちゃカッコいい。俺がハマりました。しかし、ものすごいシンセサイザーの効果音とアレンジの曲で、弦楽器だけでそれができるのか??ベースラインもシンセサイザーが無い前提でのアレンジをしました。個人的にはPetsuの歌声がすさまじくカッコいいのがこの曲だと思います。スタジオでも演奏してて楽しくてしょうがなく感じてしまう曲だったなー。キーの都合上、オリジナル曲より3度上げてのアレンジをしています。

Mint Blue Gum

俺が大学院1年のときの大学1年新入生だった後輩たちのバンドで何度も対バンさせてもらっています。前回のライブでは彼らは練習不足なのか座って譜面見ての演奏だったから、今回はそれを禁止にさせてもらいました。もっといいライブをみたかったんだよね。申し訳ない。
今回は30分の演奏全部を生で拝見しました。俺が死ぬほどはまったRC Successionのよーこそで始めるなんてシブイね。ボーカルの中山にはあっていると思う。多才なロニーもよかったし、みんな素晴らしいパフォーマンスのオープニングアクトでした。ありがとう。素晴らしいパフォーマンスに感謝しています。

33333

今は亡き盟友kenhatが参加していたオリジナルロックバンドです。彼らとも付き合いは長い。ボーカルkeroちゃんの声の抜けがよかったわなー。このバンドはボーカル抜けのよい箱だと全然パフォーマンスが上がると思います。ベースの春はうますぎて嫌みな野郎だけど、彼は素晴らしいベースを今日もやってくれました(春ちゃんとは同郷の友人ですからね、念のため!だからこんな毒舌はけるわけで 笑)。ギターNobはMarshallではなく、JCで聞きやすくなっているし、バンドの進化進歩を感じました。

天然党

この日は午後から雨がやんで夕方には晴れてきたので、台風2号の影響がなくてよかったよね、と思っていたら、ギターのともぞうちゃんが豊橋で足止め。とにかく新幹線に乗ることができない。残念ながらリハどころかライブ本番に間に合わないことがわかってから、この人たち、ゲストでなんとかしちゃおう、ってトライしてできちゃうのがすごすぎる。これまで何度も対バンさせてもらってきて、オリジナルロックバンドなのに、それができる歴史というか成り立ちには感動しますね。ゲストは、kenchin奥様の千秋ちゃんと、うちのドラマーで本職ギターのうにょさん。素晴らしすぎるわ!うにちゃんのボーカルも他のバンド同様に非常に聞きやすく、長年やっているバンドのすごみを感じました。

名無しトリオ

純平がチームハマに4回も出てくれているのは気づきませんでした。彼とも付き合いが長くなってるね。しかし、ベースが天然党のタケポン、ギターがZQUBEのかずま、ドラムが竹藪のchoi choiって、おもろすぎるやろ。で、やる曲は、筋肉少女帯だとか!筋肉少女帯ってギターがArougeの橘高だから、聞くとかなりのヘヴィメタルのアレンジがあるんだよね。日本インド化計画や踊るダメ人間だとか選曲も秀逸でした。そしてchoi choiのツーバスは素晴らしかった。
だ~め、だめだめ、ダメ人間♪

rough stock

おかしらのやるスリーピースのバンドで、キャッチーなPOPロック?どうだろう不思議なバンドでしたが、演奏はしっかりしてたかな。実は、ギターのおかしらとドラムさんとは俺もかつてスタジオに入ったことがありまして。俺がインドにまた行かなければ形はともかくベースで僕が参加していた可能性もあったかもね。ボーカルベースの谷ちゃんはボーカル本職でベースは居ないからやり始めて2年だそうで。それも驚きましたが、全然そんな感じしなかったけどな。おかしら、こと、悦ちゃんとは長年の友人です。またこれを機会に彼とつながり、飲み、語りたいね。

この日のタイムスケジュールも僕が組んだんですが、15時から各バンド15分刻みでリハを回していく、かなり忙しいものでした。逆リハ(箱側のリクエスト。普通は順リハだわな)だったので、最後のrough stockは15:00からリハやって、本番は21:00ととんでもないことになってしまいました。申し訳ない。それでも彼らは15時前に到着し、箱側の計らいもあって、少し早めにサウンドチェックとリハを回し始めることができました。

リハでトラブったのは、我々、ぜんたけぺーにょです。takeちゃんのギターがピーピーなんだか意味不明なノイズが鳴りっぱなし。それの対応で10分以上使ったのでは?結局よくわからずで本番では問題ない、という、もやっとした感じに。

そして、前述の天然党のギターが来れない問題でした。ま、それは彼らの対応が素晴らしかったし、箱側もそうなったことを理解いただき、PAも即座に受け入れてくれました。

しかーし、全体的には、客の入りが期待よりは少なかったかな。各バンドが見込んでいた集客が少しずつ少なかったかもね。それがジャブで効いて全体的に空席が目立ったかもしれません。ま、もう少しお客さんがいたほうが、演者はやりやすいかなー。

清算も全く問題なし。想定していた費用以外はかかりませんでしたね。

ホールレンタルの条件をご紹介

渋谷LIVE STAGE GUILTYのホールレンタルは、15:30-22:00で税別 240,000円
延長料金は、税別 12,000円/30分です。

我々は30分早く、つまり15:00から借りたので、税別252,000円、税込み277,200円がホールレンタル代金となります。

これと別に機材レンタル費用が掛かります。ドラム、ベースアンプ、ギターアンプなどそれぞれ1ステージ単位で個別にタンカが決まっており、例えば、ベースアンプなら1,200円/1バンドステージなどかかります。

バンドによって使う機材が違うので、ある程度予想して総費用税込みで300,000円として予算を組みました。

集めたバンドは6バンドで、参加費用は、51,000円/35分枠、47,000円/30分枠とし、35分枠を4バンド、30分枠を2バンドとしました。

イベントのチャージは主催者である僕が自由に設定できますが、今回は入場チャージは1,400円と設定し、箱側に必要なドリンクチャージ600円と併せて2,000円となるようにしました。
そして、その1,400円のチャージ収入はバンド単位で集計し、100%バンドバックとしました。

打ち上げは、センター街近くの「大将」。飲み放題食い放題の若い人向けのローエンド居酒屋でした(笑
天然党のドラマーkenchinに幹事をお願いしていました。面倒な仕事をありがとう。

しかし、とにかく懐かしい仲間とライブの後に酒を飲む、ってのは楽しい。最高でした。

今回、主催者である俺がよく言われたのは、「ありがとう。おかげで懐かしい仲間に会えた」です。まあ、それを狙ったわけではないのだけど、結果的にはそうなって、俺もうれしいし、みんないいライブをしてくれたと思います。俺からすれば、「お前らが出演してくれたからそうなったんだよ、俺がお礼をいいたいよ」と返したいですよ。

終電のタイムリミットがある中、流れで脱落していくシステムの打ち上げでしたが、最後までいたのは、俺とtakeちゃん、choichoiときょーちゃんの4人でした。もう24:30を過ぎていたと思います。まったく気力が残っておらず、渋谷からタクシーで1:30ごろ?帰宅
ってか、最初から電車で帰るつもりはありませんでして。てへへ。ベースとエフェクターボードと荷物を抱えて泥酔して田園都市線乗っても、最寄り駅を乗り過ごす可能性大だし、駅から歩くのも辛すぎだろう、と。この日は自分がんばったので、自腹ながらタクシー帰宅前提でした。もっと飲めれば飲んでもよかったけどな!

しかし、気が付いたら、自宅のソファーでパンツ一丁で朝でした(笑
(参考)ライブ前日の思いをつづったブログNoteはこちら