ANA SFC規定変更に伴う考察
2026年4月23日、全日空がSFC (Super Flyers Club)の規定を変更した。
これまで全日空では修行により到達したSFCステータス(スターアライアンスゴールド)は一度到達すれば以降は年会費さえ払えば一生保証されるモノであった。しかし、今回の発表で、SFCステータスは、これまでのゴールドではなく、シルバーに格下げになったというものである。ただし、SFCメンバーもANAカードによる決済金額が年間300万円を超えれば翌年は、シルバーからゴールド(つまりこれまでのSFCステータス)になれる。要は一生保証されるものではなく、毎年300万円をANAカードで支払うことにより、スターアライアンスゴールドをゲットできる、という仕様となった。

Twitter (X)とかを見ていると、受け取りは様々だが、総じて、全日空ラウンジに入れなくなっちゃう!せっかく修行したのに!などの声が大きい。中ではこの変更を歓迎している人もいる。思うのは、人それぞれ事情が違って受け取り方が違うし、今後どうするかも全然違うだろう、って感じること。
さて、俺はどうだろうか?
まず、このSFC規定変更は嬉しくない。そりゃそうだよね。
俺は、一回目のインド駐在後の2015年に日本航空のJGC、2017年に全日空のSFC、をそれぞれ(いわゆる)修行により取得して、毎年年会費は支払ってはいるが、その恩恵を受けてきた。特にスターアライアンスゴールドの海外での便利さはずば抜けていて、ほんとうにありがたい。この後、詳しく述べるが、やはりスターアライアンスゴールドのステータスを一番重視したいし、維持したいと感じる。年間12回も海外旅行に出かける自分としては、航空券はLCCだったり、特典だったり、様々で、世界各地の空港を利用することがある。そのとき、世界で幅広いネットワークのスターアライアンスに航空券だったときに、そのありがたみは大きいと感じる。カンボジアに行ったときのハノイ空港のトランジットでのラウンジや、欧州旅行の時の、チューリッヒ、バルセロナ、ミュンヘンでのラウンジで酒や食事、休憩など旅行の一部になっている。もちろんLCCとかも多いので、それありきではないが、どっちでも費用変わらない場合は航空券選択の理由にもなる。だから、スターアライアンスゴールドの選択肢があるなら、それは外せないと感じる。
全日空個別で供給する優先もありがたいけれど、それほどは感じない。有名な話だが、SFCメンバーが増えすぎて、ラウンジ混雑、優先搭乗無意味などは俺も全く同意である。とはいえ、酒飲みの自分はラウンジで気兼ねなく酒飲めるのは混んでる全日空ラウンジでもとってもありがたいのも事実である。
自分の状況
・60歳直前でここ数年で就労しなくなる。つまり、出費が著しく減る可能性が高い
・メインカードであったMarriott Bonvoy Premiumの超改悪でどうするか決めかねている
・Marriott宿泊の意味を感じていない。上記カード保持でも同じ。高すぎる。
・年間12回程度の海外旅行は継続
・全日空ラウンジの目的は酒だけ。混雑は知っているが、まあ、別に気にならない。
・全日空の優先搭乗や荷物プライオリティはありがたい、と思う程度
ANA SFC改悪の前に、Marriott Bonvoy Premium改悪が自分の中の大問題でした。
長年利用してきたMarriottはこのカードもあり、メインカードとして利用してきて、秀逸なシステムの恩恵を受けてきた。特にインド駐在中はその効果は大きかった。しかし、昨年来の年会費8万円越え、プラチナステータス維持は500万円決済必要というのは、かなりのインパクトで、Marriottが敷居の下がったプラチナメンバーを減らしに来ているのが明白である。(これはある意味、全日空がSFC人数を減らしたいのと同意のような気がする)さて、自分は、まだ就労中で独身貴族であるので、8万円は高いけど支払えない額でもないし、ぎりぎり500万円は決済できそうなので、「しんどいけど継続」とぼんやり思っていた。生涯プラチナステータスまであと3年というのもポイントである。
そこに来て、このSFC改定である。
上記Bonvoyの事情がある中で、SFC改定がある場合、それぞれで必要金額を決済して合計800万円以上、というのはどう考えても現実的ではないので、今後の方針を絞る必要があると感じた。
まず、上述の通り、全日空ラウンジの問題ではなく、スターアライアンスゴールドステータスが欲しいので、ANAカードによる300万円の決済は必須と感じる。今持っているSFCワイドビューVISAゴールドカードも悪いカードではなく、今もVISA決済必須の時は使っているカードであるし、以前はこれがメインカードでもあったので、このカードでの決済を増やすことは容易であり、集中することによって、年間300万円の決済もここ数年はクリアーできるだろうと考える。
そのうえで、Marriottをどうするか?
もし、Premiumカードをやめた場合に何が起こるだろうか?貯めたマリオットポイント(いま50万ポイントほど持っている)はクレジットカード解約してもMarriott会員である限り有効であり、60,000Marriottポイントが各航空会社の25,000マイルに交換できる。だからそこは問題ない
ステータスは生涯ゴールドをすでに達成しているので、ゴールドは担保される。しかし、ホテルにそもそも泊まらないので、そこは問題というか意味があまりないかも。
お買い物におけるマイル還元率は1.3%程度なので、SFCワイドビューVISAゴールドの1%とそれほど変わらない。
無料宿泊はそもそも買い物に紐づくサービスであり、それがそれほど自分の理由になっていない。
あ、辞めれるな。。と感じる。思い切って次の更新(2026年8月)の直前でMarriott Bonvoy Premiumカードを解約しようと思う。
さて、振り返ると、SFC改定は迷っていたMarriott Bonvoy解約の背中を押す形になったような気がする。そもそも全日空マイルを貯めたいし、マイル稼ぎの主力はSony銀行でそれは変更しないし、ANAカードも変更しない。その意味ではあまり影響なかったのか?ま、SFC会員が劇的に減るのは、2028年だから、その時どうなるか、だな。
基本的にANA特典航空券で贅沢な旅行をしたい、というモチベーションでポイ活している中で、全日空の特典航空券がとても取りにくい、という現実があった。もし、この全日空SFC改悪により、少しでも特典航空券が取りやすくなるのであれば、ラウンジが空くことよりも自分は歓迎したいと考えます。

