WWグルメ紀行:たつや@恵比寿
大げさに言うと、世界中で美味い飯と美味い酒を求めています。
今回は、恵比寿の焼きトン屋さんです。
この店に最初に行ったのは、長年お世話になったGさんに連れて行ってもらったと記憶しています。彼は僕の勤める会社で執行役員まで出世された恩人ですが、若いころはめちゃくちゃな典型的な営業でした。よく夕方電話かかってきて「おい、飲み行くぞ!16:30にいつもの店な」とか言われました。ちなみにうちの定時は17:40です(笑
いまは恵比寿駅そばの大きな店舗が目立ちますが、我々が通っていたのは西口のほうにあった小さな支店でした。今はもうありません。
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Webで予約はできませんので、電話予約可能です。二人位なら不要ですけどね。
地上階と地下とありますが、同じ店名で同じメニューですけど、違うお店としてやっています。予約とかも別々ですのでご注意を。
地上階のほうが混んでいるので、僕は面倒くさいので、常に地下に入りますよ。
総じて、焼きトンっておいしいのですけれども、面白いのは、このたつやは看板に「やきとり」と書いてあることなんです。お店の中では、「やきとり」が「焼きトン」の意味なのです。で、少なくとも、たつやには焼き鳥メニューはありませんからね。
僕がインド駐在しているときに、たまに一時帰国をすると、そのうちの1日会社に出社して、その夜は東京の担当者と飲みに行く、というのがルーチンだったんですが、その時に必ず「じゃ、恵比寿のたつやにしてくれ」と依頼していました。駐在して最初のその機会では、当時の東京の課長さんが部下の担当者に「なんでゼンコさんがわざわざ帰国した来たのに、こんな店にしたんだ!」と怒られてましたから(笑
ま、つまり会社の接待系で使うようなお店ではなく、ちょっと一杯という感じのお店なんですよね。社内の飲み会とはいえ、インドからのお客様をお連れするような雰囲気では少なくともないということです。ま、僕の希望ということで誤解はすぐ解けましたが、面白いエビソードだったかも。その課長もその後インドに赴任して、僕の上司になるんですけど。
たつやに来て、必ず頼むのは、「ガツ刺し」です。それをつまみながら、串焼きをオーダーします。「かしら」「たん」は必須です。特に「かしら」は香ばしくて抜群に美味いです。そのあとに、ガツ、レバー、ハツ、などを頼みます。これぐらい頼むと、最近の僕は腹いっぱいになってしまうんですけどね。定番の煮込みとかアジフライとかも美味いのですが、もう食えません
そして、生ビールは大ジョッキしかないのが、潔くて大好きです。いつも熱燗を頼むのですが、おちょこがやたらデカい。なんだか男前なお店なんですよ。
今後もずっと通います。今でも恵比寿に居たら、ほぼ立ち寄るお店です。