WWグルメ紀行:Karim’s HOTEL@デリー
もっとインドの美味しいレストランがあるはずだ!と、思いまして、もっとインド時代の名店をご紹介していこうと思います。
ここKarim’s Hotelもかなりの有名店ですから、ネットで調べればいろんな情報が出てくると思います。本店は、オールドデリーの中心にあるJama Masjidと呼ばれるムスリムの聖地がありますが、その雑踏の中にあります。そして、デリーグルガオンのあちこちに結構な数の支店がありまして、本店の雰囲気は無いものの、支店でも美味しい料理は食べることができます。
何が美味いのか?「スペシャルロティ」と「マトンシシケバーブ」、このふたつがとにかく秀逸です。
何を食っても美味いですが、この2つがずば抜けています。特にスペシャルロティは僕の知る限り、インドで一番おいしいです。つまり、世界一(ワタクシ独断)です!
上記のようにムスリム地域にあることもあり、基本的にはイスラム教に近い感じがします。デリーの別の支店がフマユーンというところにありますが、そこもムスリム地域なんですよね。で、何が有名かというと、Brain Curry、つまりは羊の脳みそカレーです。かなり有名ですよ。しかし、僕はあまり好きではないです。なぜならばそれほどの味では無いと僕は思うので。それよりもマトンコルマとか、キーマとかのほうがもっとうまいし、ここのバターチキンも日本人には美味しくてかなり有名ですよ。
支店に行く前に本店に行ってみます。ここは前述の通り、Jama Masjidという施設の正門の目の前の雑踏の中なのでものすごいインドを感じられます。観光できた人はそれに圧倒されてしまいます。とても素人では見つけれられない路地を入っていくと、Karimはそこにあって、数軒にわかれて広々としたレストランが構成されています。
ここでニハリを食べる人もいますが、僕はニハリは知見が無くて、わからないのでスルーします。
ここで、いつもオーダーするのは、マトンシシケバーブ、マトンコルマ、スペシャルロティ1枚です。
マトンシシケバーブはインドで一番とまでは言いませんが、新鮮なマトン肉の焼きたてはやっぱり美味しいですよ。香ばしいしね。確かNetflixのアジア食事を紹介する番組で、デリーの会にこのKarim’sHotelが紹介されていて、そこで絶賛されていたのが、このマトンシシケバーブです。美味しいですよ。
そして、マトンコルマ。コルマというのは玉ねぎを炒め倒して作るグレービーで、通が好みます。ものすごい油なので、気にする人は食わんでよし!
軟弱なバターチキンを食いましょう。バターチキンは有名で、チキンティッカにトマトベースのグレービーを足したカレーで、デリーに住むインド人男性はこんな軟弱なカレーは食わない、と聞きました(笑。しかし、美味いですよ、ここのバターチキンはね。
それと、Centhil(私が最も信用するチェンナイ在住のインド人)が好きなのがマトンキーマカレーです。つまりはマトンのドライカレーですね。ひき肉のようなのがドライになっているので、インディアンロティといっしょに食べやすいんですよね。
そして、ロティ一枚。
必ず一枚です。焼きたてが出てくるから、オーダーは1枚ずつ。僕なら2枚は楽勝で食べれますので、1枚目を7割ぐらい食べたら、追加オーダーしましょう。とにかくまん丸で焼き目がついて香ばしいロティは、インドで一番、いえば、世界で一番うまいロティです。間違いない!
上記のCenthilも、ここKarimのロティは一番うまいと絶賛しております。彼がチェンナイからデリーグルガオンに出張に来たら、ほぼ毎回ここKarimで飯を食っていました。かつては彼もわざわざ南インド料理とかを選んでいましたが、北では北の料理を食うほうが美味いに決まっています。
そう、本店でなくても、この味は試せます。
結果的に僕が一番通ったのは、グルガオンのGlobal Foyerというモールに入っていたKarim’s Hotelの支店です。まあ、寂れてますよ!全然はやってません。しかし、味はバカ美味いです。いつも空いてて一人でもよくいったし、行きつけのインド料理屋さんですね。酒が無いのが玉にキズですが、晩飯でいう句店ではありませんので我慢します。
グルガオンのGlobal FoyerにあるKarim。いつも空いてます
マトンシシケバーブ。見た目は質素ですが、バカ美味いです。
左はマトンコルマ、右はチャナマサラ(ひよこ豆のカレー)
このスペシャルロティが抜群に美味い
彼はインド人の取引先の社長。Noidaから来た人ですがKarimは美味いと言ってました