ロックな映画!

NetflixやDVDなどいろんな媒体で映画を見ていますが、バンド活動やバンドマンに関わる話しには我ながらかなり前のめりに反応してしまいます。一つをピックアップではなく、いくつかバンドや音楽に絡んで自分が相当楽しめた映画をご紹介します。

School of ROCK

Jack Blackが演じる偽教師が規律の厳しい小学校に入り込み、子供たちにロックを仕込む話。そもそもJack Blackが相当魅力ある役者であり、彼自身がロックを愛しているのがすさまじく感じられる。彼がもともとやっているバンドでのプレイやテンションにも相当シンパシーを感じるし、彼が口ずさむ歌だけでもロックを感じる。そして、子供たちがロックに感化されていく姿が美しいし、変にロックに寄らずとも、子供の教育という視点でもとても面白いストーリーである。最後のスタジオリハも経験者にはたまらないのである。

目指せメタルロード

Netflixで偶然見つけた映画であるが、映画の中で演奏される楽曲のクオリティやハードロック具合が最高に気持ちよい。ギターとドラムさんの話であり、このドラマーが驚くほど短時間で腕をあげていくのは、ちとリアリティが低いけど。それでもハードロック好きにはたまらないテイストがあり、比較的最近の映画の中ではハードロックのマインドが盛り上がる作品である。

少年メリケンサック

邦画である。あまりにも面白くてDVDを購入してしまった。主演は宮崎あおい。まず、彼女がめちゃめちゃ可愛い。これまで彼女は才能ある女優であることはわかっていたが、こんなにカワイイ娘だとは気づかなかった。コミカルな演技の中に可愛らしさがにじみ出ている。
話しはとにかくコメディでハチャメチャ。ただし、一昔前のPunkバンドがピックアップされる様子は少々自分にフラッシュバックされる。佐藤浩市が演じるPunkバンドのはちゃめちゃベーシストが最高にcoolなのである。生き方がロック、ってのが伝わるよね。「おめーの彼氏は屁もくさくねーのか?だからつまんねえカスみてーな音楽しかできねーんだ」。こんな感じのセリフがあって、刺さりました。

少年メリケンサックの無茶苦茶な楽曲。あれは俺が高校生のときにやりたかったようなスタイルです。すげーわ。

アイデン&ティティ

銀杏Boyzの峯田が主演のバンド物語である。ボーカルは中村獅童で、一発当ててメジャーデビューしたバンドSPEEDWAYの方向性に悩むストーリー。よくメジャーデビューして迷走するバンドが多い中での問題提起な気がします。メジャーデビューしても、それだけでは飯が食えないメンバーや、メンバー間のバンド活動に対する姿勢の違い、飲み会での議論、、、とってもとっても、実際のバンド活動に重なります。バンドマンの彼女ってな存在も微妙であり、そのリアリティが僕には刺さりました。しかし、峯田が暗い。それが面白いのだが、暗すぎる。あんなのがロックをやるんだから、面白いね。

デトロイトメタルシティ

完全にコメディなんだけど、この手のデスメタル系のバンドだとあり得るんじゃないか?って思っちゃう。面白くて、DVDを購入してしまった作品です。一応、一世を風靡した作品ですよね。普段とステージとのギャップが大きい、そんなバンドマンはけっこういます。笑いました。

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