1985 & ZENZARZ ライブ / 六本木BAUHAUS / 2026/6/13

大学時代の音楽サークルamuseには沢山の仲間がいて、後輩たちが春と秋にイベントライブを仕切ってくれる。今回は思い切って1985とZENZARZの2バンドで出演することにしてみた。基本、2ステージは分散してしまうしそもそも体力的に無理があるのでやらないんだけど、今回はどうしてもこの両バンドでの出演がしたくて了承することにした。そして、お客さんには間に違うバンド入れるよりは連チャンで見てもらいたかったので、2バンド続けることにしたんだよね。あーきつかった。。とはいえ、とてもいいライブ2本できました。感謝感激です。

1985 : Story

バンド1985は、私が宮永をけしかけバンドの世界に引き戻し、戸張を巻き込んで結成し、2025年10月に初のライブをやった新しいバンドである。ドラムはZENZARZの前島に前回はお願いした。その時のライブでは、Van HallenやWhite Snakeのコピーを気持ちよくやらせてもらった。TUNEで長年一緒にやったボーカル宮永は昔通りのステージングだったし、戸張は生き生きとギターを弾いていたのが印象的だったんだ。amuse春のライブには1985で是非出演しよう!と戸張が言ってきたのは当然であり、異論はなかった。ただ、ドラムの前島は諸事情で都合が悪く誰かドラムを探さなければいけない状況だった。なぜか宮永は後輩バンドのみずたまりのドラマーキヨシと接点があり、彼は我々と一緒に音を出したい、という気持ちがあったようだ。

そんな4人で2月ぐらいから準備を開始したんだけど、今回はオリジナルをやってみるか?という話がいつの間にか立ち上がった。誰が言い出したんだっけ?戸張はTUNEのみならずバンドでオリジナル曲を書き続けていたし、宮永と二人が若いころに作りかけた楽曲がいくつかあった。さらにはTUNEやFlavor Flavorでやった曲のオリジナルを焼き直したい、という意思もあったようだ。その結果、今回のライブでは7曲中5曲を1985オリジナルの演奏ができたよ。そのうち3曲はかつてTUNEやFlFlで演奏したことがあったので、自身のプレイの焼き直しではあったけどね。

スタジオは、渋谷Noah本店。何度かスタジオ後にその辺で一杯飲んで帰りました

音源録音のためスタジオでボーカル録り

俺は自宅でベース録音

スタジオの帰りに戸張と渋谷で二人で飲む機会があったんだけど、彼とは1985年からの付き合いで俺の人生の中で最も親密で重要な友人の一人だ。その時に彼は「最初はそんなに乗り気じゃなかったし、このバンドはぜんこのおかげで動き出したし、やり出したら楽しいんだ」と言っていた。やり出したら楽しい、ってのはまさに俺も感じるところで、ガキの頃から悪ふざけしてたガキ3人が還暦になっても同じくガキのようなノリでバンドをやって、こだわり抜いてオリジナル曲を作って演奏するなんて、なんだかおもしろいじゃないか。ドラムのキヨシは俺たちが悪ふざけしているスタジオでの行動を面白がってみてたし、俺らはキヨシをからかって遊んだり。。。バンドって楽しいな、って思い出させてくれる瞬間でもあったよ。

戸張はとてもエネルギッシュで、「オリジナルをやるならライブ前に録音して公開しよう。ライブ前に聞いてもらおう」と言い出した。えー?面倒くせーな!と正直思ったけど、TUNE時代に録音すると演奏が固まり向上できることはライブ至上主義の俺も理解していたので、それに乗ることにした。いまや弦楽器は自宅で録音もできるので、一人孤独に誰にも干渉されず録音できるのがよい。下記の3曲は、Apple Music, SPOTIFY, YouTubeに録音音源が公開されてますよ。

鼓動

5月の風

No Motivation

ボーカル宮永は、実はとっても忙しいビジネスマンでして、平日はほぼ埋まっているほど多忙な男である。出張も多く、ライブの週はドイツに出張していて、実はライブの当日の朝に羽田空港にドイツから帰国するということであった。いやあ、インドから帰国できなかった経験のある俺は嫌なことを思い出したけど、ANAだというし、仕事だからしょうがないよね。俺たちは前日から「ちゃんと飛行機乗ったか?」朝には「羽田ついたか?」などと確認しあっていたんだよね。それでもリハ開始時間の5分前まで彼は到着せずに実はZENZARZとリハの時間を交代したりしたんだわ。ま、宮永はパワフルな男で疲労はあったとは思うけど、ステージではそれを感じさせないのは流石だと思う。
 そうゆう俺もライブの週は米国から出張者が日本に来ており、彼らのアテンドで忙しい週であり、水曜日には米沢への一泊同行出張やほぼ毎日前日まで夜は会食で泥酔(ま、これは俺自身が悪いんだけど)してて、実はライブ当日はお疲れモードで風邪気味だったんだよね。誰にもそれは言ってないけどね。ま、俺も我ながらパワフルなんで、それはまったく影響しませんでした(ってことにしておこう)

ライブ出陣直前

ライブ開始直前、客席を

いまから演奏ってときのステージ自撮り

1985 : Set List

1985 set list

  1. Panama (Van Halen)
  2. By the Way (Red Hot Chili Peppers)
  3. 5月の風 (1985)
  4. Cold Brew (1985)
  5. No Motivation (1985)
  6. 鼓動 (1985)
  7. Reach for the SKY (1985)

Panama は前回のライブでもやった有名曲で、あのノリの良さは今回もやるか?という形でトップで入れてみた。対バンさんにVan Halenコピバンがあっただけど、かぶらなくてよかったよ。

By the wayはRCHPの曲で、俺は大好きなバンドであるが、自分では弾けないと決めつけていた。RCHPにしてはシンプルなベースで勢いだけで乗り切ったかな。ちゃんと弾けてる自信はない(笑

5月の風はTUNEでさんざんやったバラード調の楽曲で戸張と宮永が二人で作り上げた曲の良さが出ている。TUNEのときより少しだけシンプルにしたけど、ベースは敢えてアレンジを変更していない。

Cold Brewは戸張と宮永が若いころに作りかけた曲らしく、俺にとっては初めての演奏。シンプルでモタリ気味のノリをだすのは得意ではないので、多分戸張がやりたかったグルーブは出せていない。まだ精進が必要。

No MotivationはFlavor Flavorで”Digital Generation”という題名でやった曲。元はやっぱり戸張と宮永が書いた曲であり、自分にとっては焼き直し。せっかくなので細かいところはベースラインの見直しをしてみたがストレートすぎるノリは粗が出る。

鼓動は完全なFresh新曲でみんなで作り上げたかな。Bパターンのノリやサビの疾走感のあるベースラインはちょっと思い入れがあるかも。スラップが効果的に入っているのだけは、本当はやだけど、作曲者の戸張の意向なので、しょうがないからやっている(笑 そして、この曲のギターソロ後にやらかしてしまった。。。調子乗ってギターソロの時に戸張の後ろで引いててそのまま前に出たんだけど、その帰り道で戸張のエフェクターに足を引っかけてしまった。。。。まさかのエフェクター電源カット。。ほんと、戸張には申し訳ないことをしてしまった。。ごめんなさい。

Reach For the SKYはTUNEで2011年ごろやった曲。俺がインドにいた時に作った曲なので、その意味では思い出深い。TUNEでは当然ながらギター2本なのでかなり凝った構成や合わせがあるので、あえて当時のアレンジやベースラインを参考にしなかったけれど、面白いもので、同じ俺がアレンジすると同じようなベースラインになるのね、と後から気づいた。個人的には今回の選曲の中で一番好きな曲。戸張のギターが空を飛んでいるようなイメージを醸し出していて、展開も素晴らしい。近いうちにこの曲も録音すると思います。

昼メシは龍華楼で街中華🎶
BAUHAUSは六本木のど真ん中にありますが、ワタクシは職場が六本木でして、BAUHAUSによくきて自分のボトルも入っているぐらいです。ですから昼飯の選択肢はそれなりに知っていますが、ライブの時はリハ終わったら、いつも龍華楼で飯をくいます。この街中華はまさかの24時間営業なんですが、ランチタイムは、950円で腹一杯美味しい中華ランチ食えますよ。ご飯おかわり自由ですしね。僕はいつもの豚肉キクラゲ炒め定食!

Vo.宮永

TUNEで長年一緒にやったパワーボーカリストで今回特に1985オリジナルの歌詞にこだわった。いつも黒色しか着ない不思議なセンスの持ち主

Gt.戸張

TUNE/FlFlで長年一緒にやったギタリストでバンドのリーダーで、マイケルシェンカー信者。1985の曲は全て彼の作曲とミキシング

Dr.キヨシ

バンドみずたまりのドラマーで譜面読めちゃう真面目な男。多分俺らの悪ノリをバカにしてる(笑



ZENZARZ : story

ZENZARZは俺が2010年に結成したバンドで「ぜんこがやっている、前座のバンド」がそのコンセプトである。そんなバンドがいまだに生き残り、amuseライブでトリを張るってんだから、どーなってんだ?という話だ。

2024年10月のライブの後、ボーカルの栗田はとある病気で倒れ日常生活にも支障が出る状態であった。なんせ栗田は群馬県太田市に住んでいるのですぐに会いに行けないし、彼の状況は彼が退院してから聞かされたので心配は死ぬほどしたけれど、どれほど深刻かは本人の話しかわからなかった。とにかく彼が東京ででてこれるようになったのは2025の夏ぐらい。それでも制限があったんだと思う。ZENZARZは歌謡曲路線に変更してから一定のお客様に受け入れらえたと思う。とくにボーカル栗田は男前(俺の次にね)だし、みんな彼を心配してくれたんだ。俺たちメンバーは「無理をする必要なし、栗田ができるなら、やりたいならまたやろう。それはいつでも大丈夫」と言っていて、やっと彼が歌える状況に今回なったというのが実情。栗田復活。それにつきる。トリに仕込んでくれた主催の肥田もなかなかやるな!

秋葉原Noahでいつも練習。自撮りしようよ!したんだけど、ポートレートモードで俺だけにピントあっちゃった(笑

ドラムの前島が諸事情で都合が悪い、ってことで、俺はもうヤスマン一択だっただけど、彼の参加しているバンドShow Timeが一時活動休止になったのも残念であるが、俺にはいいタイミングだった。ヤスマンはTUNEのドラマーであり、俺とは長年リズム隊を組んできた盟友だし、実は自宅も徒歩圏でお近所さん(笑 ヤスマンには「栗田の復活でライブしたい。ぜひ助けてくれ」と伝えると、即答で快諾してくれた。嬉しい。ホント嬉しい。ZENZARZ的にも大きいが、俺はこれまで一緒にやったドラムの中で一番好きだし、一番うまいと思っているからね。

ライブ直前のステージです!

ZENZARZ : set list

SET LIST

  1. ハイティーンブギ (近藤真彦) : 新
  2. さらば青春の光 (布袋寅泰) : 既
  3. あぁ無情 (アン・ルイス): 新
  4. Love Passion (レベッカ): 既
  5. 燃えろいい女 (ツイスト): 新
  6. 黒く塗りつぶせ (矢沢永吉) : 新
  7. ペッパー警部 (ピンクレディー ) : 既
  8. 勝手にしやがれ (沢田研二) : 既
  9. I’m Getting Blue (ZIGGY) : 新

これまでZENZARZは2曲くらい外タレロックもやってきたけど、今回は日本の昭和歌謡ポップロックに絞りましたよ。それこそZENZARZだよね。時間の都合もあり、かつてやった曲も半分ぐらいやらせてもらったけどね。

近藤真彦は大嫌いなんだけど、歌は売れているわな。ハイティーンブギは山下達郎の曲で原曲はけっこう難しいけど、どっかのバンドがロックアレンジしてたのをコピー。けっこうなストレートロックに仕上がっている。

さらば青春の光はかつてZENZARZでやったことがあった曲。布袋の曲はコード進行やメロディラインが日本独特であり、演歌のテイストが底辺にあり、ベースを弾いていてそのマインドを感じる。彼のセンスだなー。

あぁ無情はアンちゃんの有名曲であり、知っている人が多いと思う。このアレンジもオリジナルではなく、彼女がライブで演奏していたロック版。おかげでドラムのアレンジが凝っていてちょっと面白いし、キーボード無しなのもよい。半音下げチューニング。

Love Passionはかつてやった曲だし、俺がやりたかったレベッカの中では一番好きな曲。2音下げチューニングなのでかなりテイストは変わってしまっているが、ドラムとかかなり面白い。大好き。

燃えろ、いい女は初めてやってみたが、古い時代のアンサンブルだし、凄腕スタジオミュージシャンの演奏からか、実は全くベースがうまく弾けていない。難しすぎる。シンプルなアレンジであのドライブ感を表現するベースを弾けるようになりたい

黒く塗りつぶせは珍しく矢沢の曲。ベースは笑っちゃうほどシンプルであり、こうゆう曲はセンスを問われる、、、だから本当はやりたくない。難しいだよー

ピンクレディーのペッパー警部は俺がまたやりたかった曲で、今回どうしても、ってことで採用。昔いちどやってます。俺ら世代ならあのイントロだけで盛り上がるはず。原曲ではなくGoGoなんとかってバンドのカバーロック版をコピー。俺と八住が構成を間違えた。すいません。

勝手にしやがれ、は完全にお客様へのノリを意識して選択。前もやっているこの曲は100%受けます。

ZIGGYの曲は栗田の選択であり、俺は聞いたことある程度の認知。もしかしたら俺たち世代のスイートスポットではないが、彼らの曲はGloria同様にキャッチーで出来が良いね。

Vo.栗田

群馬県太田市に住む男前ボーカリストで、ある大病に苦しみ2年バンド活動を離れていた。完全復活!

Gt.松井

完全コピーしか辞書にないリッチーブラックモア信者のギタリスト。私と同じく独身で遊ぶ金はもっている(笑

Dr.ヤスマン

TUNE/FlFlで長年一緒にやっていたスーパードラマー。かつての寸胴スネアやツインペダルのパワースタイルからかなり都会派ドラマーに進化したけど最高やな

対バンさんたち

とりにんげんコンテスト
amuse後輩たちのバンドで毎回軽い感じのいいポップロックをやってくれる。今回もボーカルはAKKOが歌ってくれたが、彼女の歌は本当に魅力的。素晴らしいと思う。
SPITFIRE
amuse後輩、、と書いていたが、よく考えたらみんな後輩なので、この書き方はやめよう(笑 メタル大好きなベーシスト矢田がやっているツインギターのメタルバンド。毎回懐かしのヘビィメタル曲をやってくれるのがとてもご機嫌で、今回もWhite SnakeやMOTLEY CRUEをやってくれたねー!とてもよいです。そして、彼らはものすごく集客力があります。1985もすごいけど、彼らの時は超満席でした
ぱんちょ~れん
出演バンド枠が1つ空いてしまい、きゅうきょ参加してくれた戸張のシンガポール時代の友人さんのVan Halenコピーバンドでかなりの実力派でした。ボーカルの平田さんは打ち上げも参加いただき、いろいろと親睦が深まりました。とてもかっこいい演奏でしたね!
まめびば with TT
毎度ご機嫌なLOUDNESSのナンバーを聞かせてくれるギターの肥田の所属する1つのバンド。何度も対バンしているので、今回のボーカル、ドラム、ベースさんなど全員もう顔見知りです。打ち上げの時もいい話で来やした。出演直前でちゃんとステージ見ていないけど、楽屋で彼らの素晴らしい演奏は聞こえましたよ

ぜんこの機材

機材はいつも通りの、Warwick Thumbベース4弦スルーネック
今回、1985は半音下げチューニングでZENZARZはノーマル。ステージ間の入れ替えでチューニングを変更しましたよ

足元は、LINE 6 ワイヤレス → くるくるチューナー → drop → EBS Multi Comp → SANS AMP Drivers D.I.
全般でエフェクターはかけっぱなしで、SANSによるドライブを加えております。ZENZARZで2曲だけどうしても半音下げが必要でしたので、dropにより半音下げを実現です

打ち上げ 松ちゃん

打ち上げはいつもの松ちゃんです。2時間食い放題飲み放題で4,200円はほんとありがたい。人数確定しての固定価格はライブ打ち上げでは大変たすかりますね。

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