ライブ前に俺のバンド活動を語る(笑

今週末にぜんたけぺーにょの初ライブ、僕の主催する「チームハマロックフェス」復活のライブです。
チームハマロックフェス2 vol.2

なんで、少しバンド活動の投稿をしてみようと思います。

中学時代 友人の影響でRC Successionが好きになりました。このころはRCを聞き倒して、ロックロールに少し傾倒したり。
決定的なのは、高校の入学ですね。バンドのトップページにも書きましたが、富士宮北高校に入学し、出席番号順に教室に座ると、隣にいたのが、小学校の途中まで親友だった幼馴染のターボーでした。彼とは違う中学に行っていたので、疎遠になっていたんですが、元々親友ですから、親友に戻ったんです。彼とは大人になった今でも友人のままですから、長い付き合いなんです。で、このターボーが中学時代からハードロックのベーシストでした。彼はその後プロを目指し東京のインディーズでも活躍するほどになるのですが、はっきりいって彼の影響で僕もベースを始めたし、Punkが大好きだった僕がハードロックに傾倒したのも、彼の影響です。彼のベースプレイには足元には及びませんが、親友であり、同じベースという楽器を愛する仲間で多大なる影響を受けました。

そのころ高校ではバンドをやるやつはそこそこいて、最初に組んだPunkバンド「海綿体」やハードロックバンド「富士川2号」でいい仲間に出会いました。富士川2号のギター篠原は篠原お茶屋の息子ですが、2023年5月現在富士宮市の副市長になりましたよ。ま、そりゃどうでもよいのですが(笑
富士川2号では44 Magnumやアースシェイカーのコピーにあけくれました。アースシェイカーはかなりカバーしましたよ。そして、Revolutionというダサいオリジナル曲も作りました。いやあ、ダサかった(笑

1981年に上京し、青山学院大学理工学部に入学しますが、東京ではもうバンドはやらなくていいかな、って思っていたんですよ。しかし、バンドぐらいしか当時の僕には趣味が無くて、ついふらっとよった音楽サークルで魅せられてしまいました。やっぱりバンドって楽しい!って思ったんです。そして、そこでギターの戸張と出会います。彼とは親友と言っていいお付き合いになりました。本当いいやつ。「いいやつ」って日本語はこいつのためにあるのではないか?と思うほどです。僕ら田舎のバンドマンはカッコつけてばっかりいて勉強も斜に構えていましたが、彼は勉強もバンドも真面目に取り組むんです。そのほうがカッコいいじゃん?って俺も勘違いしたほどですよ(笑
戸張に誘われて、TUNEというバンドを組みました。ボーカルの宮永、ギターの宮原、ドラムの八住、彼らとの出会いも衝撃でした。大学を卒業した後もこの5人でずっとバンドやりました。僕は彼らのレベルほどではなかったと真面目に思うんだけど、彼らに会えてよかった。バンドが一生の趣味になったのも、こいつらのおかげです。そしてメンバー全員が一生の友人にもなったし、本当に感謝しています。

Fresher バイオリンベース高校生の頃、近所の質屋で見つける。購入価格は忘れました。友人に安く売却初めてのエレキベースであり、このバイオリンベースの意味も使っているアーティストも知らなかった。後からポールマッカートニーも使っていると聞きましたが、メーカーが日本の安いところですから、手放したのも惜しくも何ともありませんでした。しかし、このタイプのベースは電源を入れなくても音が聞こえるので練習にはもってこいでしたね。
Fernandes プレシジョンSEX PistolsのSIDにあこがれ、白いプレシジョンが欲しく、富士宮楽器で新品を購入。数万円だったと思う。高校時代の自分のメインベース。当時はメーカーだとか、ベースのモデルとか全く知らず、SIDが弾いてるから白いこの形が良い、富士宮楽器で見つけたあれが欲しい、、、そんなノリでした。とにかくこれしか知らなかったので、思い入れは大きいです。ピックガードがベッコウ柄でダサかったのでプラカラースプレーで赤く塗りました。いまも横浜の自宅に置いてあります。
TUNE アレンビックモデル大学1年の夏、まともなベースが欲しくなり、宮原に相談し渋谷石橋楽器へYAMAHAを購入に行ったのに、店頭で惚れてしまい、20万ほどだったのに学生ローンを組んで買ってしまった。ALEMBICのピックアップと当時は珍しいあのボディシェイプでとても目立つベースでした。音が抜群に良い。抜けるシンのあるベースサウンドが作れます。ギター2本の分厚いアンサンブルだったバンドTUNEではとても合っていたんだと思います。僕の学生時代のメインベースとなりました。アクティブ回路も初めての経験でパライコを理解するのにも役立ちましたね。いまも自宅にあります。
B.C.Richワーロック大学の頃、宮原の友人のアベ君がこのWarlockを手放したいと聞いて、一回みただけで購入。値段忘れた。大好きなMotleyCrueだけでなく、当時の派手なバンドがよく使っていたB.C.Richのモデル、いわゆる変形ベースをいつか欲しかったんですよね。しかし、音は最悪です。ペロンペロンな音しかでない。とにかくライブ用ということに限定しました。いいエフェクター使っても音はダサい。ピックアップをディマジオに変更してもやっぱりだめ。音についてはあきらめました。ボディは白と赤の血のりペインティングをして、さらに派手に改造しました。いまも自宅にあります。
G&L L2000渋谷のイシバシかイケベで店頭チョイスで選んだ無骨なベース。20万円弱と記憶学生時代のメインベースであったTUNEの老朽化が激しくて、弦は反り倒して、チューニングは狂うし廃ポジションはとても弾きにくい。それでそろそろメインベースを買い替えようと思っていました。ほしかったのはMusicManの人気のないモデル。しかし音については説明の必要ないほど評価されているモデルです。しかし、楽器屋でこのG&Lに出会い、ひとめぼれしました。MusicManとは親戚のような位置づけらしいし、とにかくどでかいピックアップが強そうです。スルーネックしか買わない、って言ってたのに、あっという間のセットネック選択で指板もエボニーのはずがローズ。。でも、いいベースでした。社会人若いころはこのベースを弾き倒し、更にベースが好きになりました。インドにも持って行ったし、いまはLowD用の改造もしました。
Warwich THUMB渋谷?の楽器屋でやっと見つけて購入 35万円どっかのバンドの誰かが弾いている絵を見て、なんて美しいんだろう、って思ってそれ以降恋焦がれていました。G&Lには不満はなかったんだけど、もうとにかくWarwickのTHUMBが欲しい!って思ってしまったんです。音は後付けです。しかし、そのサウンドも十分に満足いくものでした。スルーネックにエボニー指板。シェイプは小さく見えますが、ロングスケールだし、とにかくかっこよいのです。ブリッジのところの作りが少しだけ煩雑だと思いますが、それ以外はすべて秀逸。これ以外にメインベースにするつもりはもうありません。
ぜんこベース歴史

僕のベースのこだわりは、4弦ベースに限ることです。5弦とか6弦とか全くスコープに入りません。
スラップ(チョッパー)はしない。あんなのはベースのプレイではない。
芯があってぶっとい音をだしたい。爆音上等♪
あえて、、、ベースギターの写真を載せません。いや、本当は写真を持っていないのだが。

僕のバンド活動は、ベースギターを担当して参加するバンド活動、という部分と、ライブを企画して仕切る、というイベンター的なところも含んでいます。

かつて社会人でTUNEやFlaovor Flavorをやっているときに、僕が一番やりたいライブ活動についてのジレンマがありました。普通のバンド活動は、ライブハウスのブッキングにエントリーして出演します。それはライブハウスのオーディションを受けて、出演オファーを受け、チケットノルマをこなす、というものです。ま、僕らのバンドレベルでしたら、普通のライブハウスには出演できたと思います。しかし、このチケットノルマをこなす、というのがなかなか微妙なんです。チケットノルマの枚数を全部定価販売したらバンドとしてペイできて、それ以上の集客はバンド収入になります。しかし、ノルマ達成しないとバンドの負担だし、どのチケットも、ライブハウス側とバンド側の取り分があります。さらには演奏時間は30分とか短時間だったりします。

うーむ、なんだろう、、、
社会人で少しお金がたまってきて大人になった俺にはこのシステムには全く魅力を感じませんでした。

そこで単純に思ったのは、「演奏したいライブハウスで、長時間好きなだけ演奏したい」です。これを実現するには、ライブハウスを借り切ればいいんです。自分でホールレンタルしてもらえば、あとは好きなようにできる。極端いえば、TUNEだけで3時間ライブしてもよい。
当時、目黒のライブステーション、渋谷のギルティ、渋谷のキノト、渋谷の屋根裏などでやりましたが、ホールレンタルは、半日で20-35万円ほどです。同じ考え方をしている社会人バンドが集まれば、簡単にペイできます。そして、俺個人的には「俺ら素人のバンドのライブでお客さんからお金なんて取りたくない」です。これは人によってポリシー違いますが、自分が主催者ならそのチョイスもできます。

そのために立ち上げたいベントが「チームハマロックフェス」です。12回もやりましたよ。
チームハマだけではありませんが、過去のライブはこちら

インドでくすぶっていた10年のブランクをこえ、2023/6/3は「チームハマロックフェス2. vol.1」なんです。
是非来てください。
「ぜんたけぺーにょを見に来た」といえば、ドリンクチャージ600円だけでご入場できますよ。

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